株式会社 ケミック     CHEMIC Co., Ltd.  









腐敗は悪臭による作業環境の悪化と、諸性能の
低下によるワークや機械のトラブルをもたらします。


1.予防法

a.使用液の管理をする
b.耐腐敗型切削油剤の採用
c.定期的な防腐剤の添加
d.長期休暇には、油剤を数時間循環させる
  (嫌気性細菌の抑制)


<腐敗のメカニズム>

好気性細菌の増殖          液の嫌気状態化          嫌気性細菌の増殖
(無酸素状態化)
好気性細菌 嫌気性細菌
 →  →
    この時点で臭いは弱い                        悪臭がしだす



2.腐敗の発見

a.臭気のチェック − 最も簡単で迅速に確認できる方法です。
b.簡易菌数測定 − 腐敗の程度を確認できます。
               103個/cc以下 : 正常
               104〜106個/cc : 腐敗傾向
               107個/cc以上 : 腐敗
c.PH のチェック − a.b.と合わせて使用液の劣化の判断材料とする。
              一般に8.5以下だと劣化ぎみと考えられます。



3.腐敗しだしてからの対策

  外観・臭気 菌数・PH 対策
早期 特に色の変化
は見られない
臭いがしだす
細菌数 : 104〜105個/cc
PH : 8.5前後
防腐剤 DBC-120の添加
(100gに対し100cc)
使用液の濃度が薄い
場合、原液を補給する
中期 やや茶色か灰色
はっきり臭い
細菌数 : 106個/cc
PH : 8〜8.5
防腐剤 DBC-120の添加
(100gに対し100cc)
更油後半年以上の場合
液の更新を検討する
後期 黒ずんだ色
強烈な悪臭
細菌数 : 107個/cc以上
PH : 8以下
使用液の更新
※油剤の種類によっては、初めからPHの低いものもあります。



4.カビについて

カビや酵母は腐敗とは別です。臭いが無く発見が遅れます。
また発見しても、カビと気付かない事が多いので注意して下さい。



水面にゴム状の膜を張る   ノズルがつまる   機械のコーナーに付着する


●対策   a.きれいに掃除した上で防腐(防カビ)剤
    S72Nを100gに対し50ccを添加する。
  b.液の汚れ、使用期間などを考慮して
    更油を検討する。

●注意   a.防腐(防カビ)剤は刺激の強いものです。
    規定容量を計って添加して下さい。
  b.防腐剤に触れないよう、注意して下さい。
  c.防腐剤の容器表示を確認してください。




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